
年末年始|子どもが体調を崩したら 受診すべきか迷った時のチェックポイント
「受診していいのかな…」という迷いを、やさしく整理するための保存版ガイドです。
年末年始は医療機関がお休みになるところも多く、
お子さんが体調を崩すと、いつも以上に不安になりやすい時期です。
「この症状で受診していいのかな…」
「もう少し様子を見た方がいいのかな…」
そんなふうに迷われるのは、とても自然なことです。
正解を一つに決めるためではなく、不安な気持ちを整えるヒントとしてご覧ください。
「いつもと違う」と感じた時の直感は、決して間違いではありません。
まずは色でざっくり判断
🔴 すぐ受診を考えてほしい
- ぐったりして反応が悪い
- 水分が取れない/尿が出ない
- 呼吸が苦しそう(息が早い、肩で息、ゼーゼー)
- 生後3か月未満で38℃以上の発熱
- けいれん/明らかに様子がおかしい
🟡 迷ったら受診で大丈夫
- 初めての高熱で不安
- 夜に悪化して心配
- 年末年始で判断に迷う
- 帰省中・相談先がない
受診は「遠慮するもの」ではありません。
🟢 様子見できることが多い
- 元気があり水分が取れている
- 咳・鼻水はあるが呼吸は楽
- 熱があっても機嫌がよい
- 少しずつでも眠れる・休めている
受診判断フローチャート(折りたたみ)
STEP 1 元気さをチェック
Q1:いつもと比べて、ぐったりしていますか?
はい → 早めに受診を検討
反応が弱い/抱っこしてもぐったり/目が合いにくい など
いいえ → STEP 2へ
元気があれば次のチェックへ進みます
STEP 2 水分と呼吸をチェック
Q2:水分は取れていますか?
ほとんど取れない/半日以上おしっこが出ていない
脱水のサインが疑われます(口が乾く・涙が出ない等も目安)
少量でも取れている → 次の質問へ
ちびちびでも飲めていれば一旦OK。回数を増やしましょう
Q3:呼吸は苦しそうですか?
息が早い/ゼーゼー/肩で息をしている
呼吸がつらそうな時は、年末年始でも早めの受診をおすすめします
苦しそうではない → STEP 3へ
呼吸が落ち着いていれば次へ進みます
STEP 3 月齢と症状で判断
Q4:生後3か月未満で、38℃以上の発熱がありますか?
はい → 受診を検討
月齢が低いほど慎重に判断します。迷ったら相談してください
いいえ → 次へ
次は嘔吐・下痢の確認です
Q5:嘔吐や下痢が続いていますか?
何度も吐く/飲めない → 🟡 受診検討
水分が入らない時は、早めに相談・受診をおすすめします
少しずつ飲めている → STEP 4へ
飲めているかどうかが大切です。少量頻回を意識しましょう
STEP 4 迷いや不安がある時
Q6:次の状況に当てはまりますか?
当てはまる → 迷ったら受診・相談してOK
初めての高熱/夜に悪化/帰省中/兄弟が流行中 など
当てはまらない → 様子見も可
ただし悪化・長引く場合は受診を検討してください
※本チャートは一般的な目安です。症状や持病、年齢によって判断が変わることがあります。
年末年始は、どうしても判断に迷う場面が増えます。
「受診するほどではないかも」と思いながらも、心のどこかで引っかかることもあると思います。
そんな時は、「気にしすぎかな」と我慢しなくて大丈夫です。
保護者の方が感じる違和感は、とても大切なサインです。
もし迷った時、不安が強い時は、無理をせず、相談・受診してください。
お子さんとご家族が、少しでも安心して年末年始を過ごせることを願っています。
ピースこどもクリニックでは、症状だけでなく、
お子さんとご家族の不安な気持ちも大切にしながら診察しています。







