
診療案内
診療案内
小児科は子どもの多様な疾患に対応する診療科です。小児の病気は症状の訴えがなかったり、わかりにくかったりという特徴があります。また、発症や進行が急であることが多く、病気の種類も多数存在します。子ども特有の感染症もあり、感染症にかかりながら免疫を得ていくために、一生で最も感染症にかかることが多い時期といえます。
現在、日本国内で接種することができる予防接種には多くの種類がありますが、日本小児科学会では複数種の同時接種を推奨しています。具体的には、まず生後2か月から接種可能な4種類(ロタウイルス、5種混合、肺炎球菌、B型肝炎)を同時接種します。当院でも同時接種を推奨しておりますが、患者様のご希望にそった形で1日あたりの接種本数やその後の接種スケジュールを個別にご相談いただくことも可能です。
乳幼児健診は成長(身長や体重などの増加)と発達(運動や言葉の能力の獲得)を確認することが目的の1つになります。その上でお子さんが健康に育っているか、何らかの対応が必要な疾患が隠れていないかを診察します。また、子育ての中で保護者の方が困っている点がないかどうかもお話を伺い、対応策を提案したり、一緒に考えていくことも健診の大切な役割です。
腎臓(じんぞう)は、背中のあたりに左右に1つずつある、小さなソラマメの形をした大切な臓器です。腎臓は、体の中で「ゴミを片づける工場」のような役割をしています。毎日たくさんの血液をきれいにして、いらないものや余分な水をおしっこにして体の外に出しています。
気管支喘息は空気の通り道である気管支の慢性炎症により、発作的にゼーゼー・ヒューヒューといった喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難、夜間の咳などが起こります。この状態を気管支喘息発作といい、明け方や天候の変化、風邪をひいたときなどに出やすくなります。