
登園・登校の目安(学校保健安全法・最新情報に基づく)
お子さんが感染症にかかったとき、「いつから登園・登校して大丈夫?」「まだお休みが必要?」と悩まれる方は多いと思います。以前のブログでは一般的な感染症の熱と登園の可否の観点でお話しをさせていただきました。インフルエンザの流行も始まってきており、気になられている保護者様もいらっしゃると思いますので今回は感染症毎の登園目安について記載します。
学校や保育園・幼稚園では、学校保健安全法というルールに基づいて、感染症ごとに出席停止の目安が定められています (新型コロナウイルス感染症は学校保健安全法上の出席停止の対象疾患からは外れましたが、文部科学省・厚生労働省が示しているガイドラインでは以下の表のように推奨されています)。
以下は、主な感染症の登園・登校の目安を一覧にまとめたものです。あくまで目安であり、最終的な判断は主治医の診断や園・学校の指示に従ってください。
🦠 感染症別 登園・登校の目安一覧(2025年版)
| 疾患名 | 登園・登校の目安 |
|---|---|
| インフルエンザ | 発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで |
| 百日咳 | 特有の咳が消失するまで、または5日間の適切な抗菌薬投与が終了するまで |
| 麻しん(はしか) | 解熱した後3日を経過するまで |
| 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 耳下腺などの腫脹が発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで |
| 風しん | 発疹が消失するまで |
| 水痘(水ぼうそう) | すべての発疹が痂皮化(かさぶた化)するまで |
| 咽頭結膜熱(プール熱) | 主要症状が消退した後2日を経過するまで |
| 結核 | 医師により感染のおそれがないと認められるまで |
| 流行性角結膜炎 | 医師により感染のおそれがないと認められるまで |
| 急性出血性結膜炎 | 医師により感染のおそれがないと認められるまで |
| 髄膜炎菌性髄膜炎 | 医師により感染のおそれがないと認められるまで |
| 溶連菌感染症 | 法定の出席停止期間はなし。適切な抗菌薬治療開始後24時間以上が経過し、かつ全身状態が良好であることが登園・登校の目安です。 |
| 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) | 発症日を「0日」として5日を経過し、かつ症状が軽快して24時間以上経過していることが登園・登校の目安です。 (例:10月1日発症 → 10月6日以降で症状が軽快していれば登園可) |
🩺 登園・登校の前に確認してほしいこと
- 症状が落ち着いていても、園や学校が指定する登園許可証・登校許可証の提出が必要な場合があります。
- 病気の経過や治療内容によっては、上記の目安より長くお休みが必要な場合もあります。
- 不安なときは、必ず主治医に相談してから登園・登校の可否を判断してください。
ピースこどもクリニックでは、登園・登校のタイミングについてのご相談も受け付けています。診察時にお気軽におたずねください。







