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花粉症の薬、いつから始める?(2026年の飛散予測と“早めの準備”のすすめ)
こんにちは。院長の松村です。
1月中旬〜下旬になり、「そろそろ花粉症の薬を準備した方がいいですか?」というご相談が増えています。
花粉症は、症状が強く出てから慌てて対処するよりも、“早めに準備しておく”ことで春をかなりラクに過ごせることが多い病気です。
2026年のスギ花粉はいつから?どれくらい?
日本気象協会などの公式な花粉飛散予測によると、2026年のスギ花粉は、
- 飛散開始:関東を含む東日本で2月上旬〜中旬頃
- ピーク:2月下旬〜3月にかけて
- 飛散量:地域によっては例年より多い見込み
また、「本格的な飛散開始」より前から、少量の花粉が空気中に観測されることもあり、敏感な方では1月下旬頃から症状が出始めることもあります。
なぜ「早めに薬を始める」と楽になるの?
花粉症では、症状が強くなってから治療を始めるより、花粉が飛び始める前〜飛散初期に治療を開始するほうが、シーズン中の症状を軽く抑えられることがあります。
この考え方は「初期療法」と呼ばれ、日本のアレルギー診療のガイドラインでも紹介されています。
毎年症状がつらい方ほど、「症状が出てから」ではなく「出る前・出始め」に準備するのがおすすめです。
スギ花粉症のあるお子さんは、1月下旬には抗アレルギー薬の内服を開始することをお勧めします。
こんなお子さんは、そろそろ受診を考えてもOKです
- 毎年、花粉症の症状がつらい
- 鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみで生活の質が下がる
- 市販薬が効きにくかった
- 花粉の時期に咳が出やすい(喘息っぽくなる)
- 授業・勉強に集中しづらくなる
「まだ我慢できるから…」と様子を見ているうちに、症状が強くなってしまうことも少なくありません。
小児の花粉症について
子どもの花粉症も年々増えています。
鼻水・くしゃみ・目のかゆみだけでなく、
集中力の低下、眠りにくさ、日中のだるさとして現れることもあります。
症状や年齢に合わせて、内服薬、点鼻薬、点眼薬などを組み合わせて調整します。
まとめ:今年の春をラクにするために
- 2026年のスギ花粉は2月上旬〜中旬頃から飛散開始の見込み
- 地域によっては例年より多い飛散量が予想されている
- 花粉症は早めの受診・内服準備で症状を軽くできる
「これって花粉症かな?」「今のうちに薬を用意した方がいい?」
そんな時は、気軽にご相談ください。症状や生活に合わせて一緒に考えます。
情報の出典(参考)
- 日本気象協会(tenki.jp)|花粉飛散予測
- 環境省|花粉症環境保健マニュアル
- 日本アレルギー学会|アレルギー疾患診療ガイドライン
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|花粉症に関する解説
※飛散開始時期・飛散量は天候により前後することがあります。最新情報は随時更新される公式発表をご確認ください。







